英文履歴書は、応募する会社や職種によって、その都度手直しする。

「英文履歴書は、応募する会社や応募職種によって、その都度手直しする」は鉄則です。

日本語の履歴書においても、みなさんすでに自然とそうされているのではないでしょうか。これが英文履歴書となると、さらに大胆にアレンジしても大丈夫です。応募する職種に近い経験をお持ちの場合、できるだけそっちの方向の内容をふくらませて書くなど、一般的なことはもうご存知だと思います。

ここでもう一つ、英文履歴書の職歴の中の仕事内容と同じくらい重要なのが、英語でいうところのタイトルです。これは日本語で「職種」と訳してしまうと、少しニュアンスが違ってきてしまうので、あえてタイトルとカタカナで書かせていただきますが、元の日本語(訳す前)でいうところの、経理事務、総務、営業、部長、係長代理、チーフ、プログラマー等の部署名、役職名、職種名というところでしょうか。あなたのポジションのタイトルです。

日本で働いている方で、この英語でいうところのオフィシャルタイトルのない人は結構たくさんいます。人にもらった日本の名刺を見ても、例えば経理の人は「経理部」と書いてはあっても、その上さらにあなたが何であるのか(経理課員、とか、さらにただ経理、とか)は書いてない場合がほとんどですよね。一般事務の人も、名刺にわざわざ「一般事務」とは書いてないと思います。

でも、英文履歴書には必ず英語でタイトルを書きましょう。人事の担当者、または募集している部署の担当者が履歴書をスクリーニングするとき、タイトルがあると、あなたがどんな仕事をしている(いた)のか、パッと見て想像がつきます。現在外資系にすでにお勤めの方で、英語のオフィシャルタイトルがある方は、そのままそれを使ってください。

そこで、会社で決められた正式な英語タイトルのない方は、自分の好きに訳す、(又はタイトルをつける)ことができるわけです。となると、これはもう言葉の選びようなので、なるべくプロフェッショナルに聞こえる、他の方とぐっと差をつけることができるような、英語のタイトルをつけてしまいましょう。

例えば経理と一言でいっても、Accountant, Accounting Specialist, Accounting Staff…etc. 色々言い方がありますよね!どういうかっこいいタイトルをつけるかは、あなた次第です。レジュメの職歴部分で、会社名、働いている(いた)期間、そして英語のタイトルをバーンと書き、その下に実際の仕事内容を書いて下さい。

そして、可能であれば受ける会社に合わせる、つまり、英語で書かれた求人広告内で、Accountant募集と書かれていたら、それはもちろんAccountantと書きましょう。このポジション名を合わせるということは、他の記事の「職種名の呼び名」でも説明していますので、ご覧になってください。

おすすめの、新 面接の英語です。こちらはMP3音声&ワークシート付きになっていて、初版のものよりパワーアップしていて、より役に立つガイドとなっています。

無事に書類選考を突破したら、次は英語の面接の準備をしてみましょう!

英語面接に関する役立つ記事はこちらから。