在米ネイル好き必見:マグネットネイルはアメリカでも買える&できる!

日本で人気のマグネットネイル、アメリカではどうなの?

一ヶ月以上ぶりに、うちの近所のサロンに行ったら、なんとマグネットネイルがメニューに追加されているではないですか!!(歓喜)

大喜びの私、実はやってもらおうと思ったネイルデザインの写真を、しっかりiPhoneに用意して行ったのですが、マグネットの見本を見てとっとと気が変わり、キャッツアイをやっていただきました。可愛い〜♡

フレンチ風のキャッツアイなんだけど、写真で分かる?私の手ですww

なので、今日はアメリカでのマグネットネイルを、どんと深堀りしていきます。

サロンでのオーダーの仕方、失敗しないセルフネイルのコツなど、私の失敗談も含めてご紹介します。
在米の、私のようなネイル好きの皆さんのお役に立てますように、、、

日本で流行しているマグネットネイルとは

マグネットネイルとは、微細な鉄粉が入った専用のジェルやポリッシュに磁石を近づけることで、模様を浮かび上がらせるネイルデザインです。
磁力によって鉄粉が動いて、光のラインや立体的な模様が現れる仕組みで、奥行き感のある幻想的な仕上がりが魅力なのです。

日本では2018年頃から、インスタグラムなどのSNSをきっかけに注目されて、特に「キャッツアイ」と呼ばれるスタイルが爆発的に流行しました。「キャッツアイ」とは、猫の瞳のように中央に細く光のラインが入るデザインで、マグネットネイルの中でも特に人気のある定番のパターンです。

マグネットネイル

マグネットネイル全体を指して「キャッツアイ」と呼ぶわけではなく、実際には、キャッツアイはマグネットネイルの一種で、磁石の動かし方次第で波模様、星形、マーブル風など、さまざまなバリエーションを作ることができます。仕上がりに個性が出やすいので、日本ではプロのネイリストだけでなく、セルフネイル派の間でも楽しまれています。

アメリカでは見かけない?と思っている人へ

アメリカに住んでいると、「マグネットネイルってあんまり見ないかも…?」と思う人も多いはず。

実はそんなことないんです!

現にローカルなうちの近所のサロンにも入ってきたってことは、これはスタンダードなメニューにすでになりかけている?

マグネットを動かすと模様が変わる

マグネットネイルの歴史:アメリカではいつから?

2011年~2012年の初登場

ぜーんぜん知らなかったですが、アメリカでは2011年頃、ポリッシュタイプのマグネットネイルが登場していました!

当時、欧州(特にイギリスやフランス)で先に流行していたものがアメリカに入ってきて、ブランドでいうと nails inc.China GlazeSally Hansen などがいち早くマグネットポリッシュを発売しました。

ただし、このときの流行は一時的で、2013年頃にはトレンドがやや下火になります。

一度廃れ、再び2020年代に韓国・中国トレンドから復活

2020年代に入り、ジェルネイルと合わせた「キャッツアイネイル」が 韓国や中国発のトレンド として再び注目を集め、アメリカのサロンでも導入が増え始めました。

そして今現在、ジェル派やDIYネイル愛好者の間で、マグネットネイルの人気がアメリカに再燃しているわけです。

最近のアメリカのネイルトレンド事情

現在のアメリカでは、サロンでもジェルが主流で、特に耐久性やツヤ感を重視する人に人気です。

また、パンデミック以降、私も含め😊DIYで自宅ネイルを楽しむ人が一気に増え、YouTubeやTikTokなどで、セルフネイルのチュートリアル動画がバズるのも日常茶飯事。

アメリカのDIY派は大胆な色使いや個性的なデザインを楽しむ人が多く、日本の繊細なアートとはまた違った魅力があります。さらに近年は、韓国・中国の最新ネイルトレンドがSNS経由で広まり、アメリカのトレンドに影響を与えているのも面白いところです。

流行中のデザインとしては、キャッツアイやグリッター入りマグネットネイルのほか、オーロラパウダーを重ねた幻想的なデザインや、クロムパウダーで仕上げるミラーネイルなども人気です。特に短めのスクエア型ネイルにメタリックカラーを合わせるのが今風。

また、アメリカではTikTokやInstagramで活躍するセルフネイル系インフルエンサーがトレンドの火付け役になっています。たとえば @chaunlegend(セレブ御用達のネイルアーティスト)や @nailartbysig がアップするマグネットネイル動画は数百万回再生され、コメント欄は「どこのブランド?」「使ってるマグネット教えて!」と大盛り上がり。SNSでの拡散力が、今のアメリカのネイルシーンを大きく動かしています。

ちょーーーっと日本人好みのデザインではないかなぁとは思いますが、、、😅

サロン派必見!アメリカでマグネットネイルを探す・頼むコツ

メニューで見つける英語表記:cat’s eye, magnetic gel

サロンのメニューでは「cat’s eye」「magnetic gel」「magnetic design」といった表記を探してみましょう。

アメリカのサロンやネイル用品店では cat’s eye gel polish と書いてあると、たいていキャッツアイ効果が出るマグネットジェルを指します。

インスタやホームページをチェック、または電話して、扱っているかどうか聞いてみるのも手ですね!

予約や来店時に使える英語フレーズ例

  • Do you offer cat’s eye gel nails?
  • I’d like to get magnetic gel polish. Do you have it?

扱っているか、やっているかどうか聞くのに使えるフレーズです。

サロン選びのポイントと注意点

小さいサロンや古いサロンでは取り扱いがない場合もあります。

なので事前に電話やメッセージで確認しておくのが安心です。

私の行きつけ、かれこれ10年以上通っているサロンは、ネイリストは結構な人数いて、サロンのサイズ自体は小さくないですが、デザインできる人がいつも1-2人しかいなくて、行く前に必ず一本電話を入れて、何時頃ならやってもらえるか?を確認してから出かけます。

今回のマグネットネイルの入荷は、しれ〜っとサンプルの中に紛れていて、いつの間にか追加されていて嬉しい発見でした😆

アメリカネイルサロンのあるある動画(私のインスタグラムに飛びます)

セルフ派ならこれ!Amazonや通販で揃えるマグネットネイル道具

必要な道具一覧と選び方のコツ

セルフで挑戦するなら、マグネットジェル、マグネットスティック、UVライトがの3つが基本で必要です。

ベースコートやトップコートは普通のジェル専用を使ってください。

もうすでにセルフネイルを楽しまれている方は、下のようなジェルポリッシュとマグネットスティックの2つがあればすぐ始められますね!

ADHERE Gel Nail Polish Set 12ml*7 Colors Cat Eye Magnetic Nail Polish Soak Off UV LED Nail Art Varnish Manicure Set Valentine’s Day Gift for Women (With Magnet As Gift)

7種類のマグネットジェルとマグネットスティックのセット

おすすめAmazon商品リンク(初心者向けキット紹介)

初心者さんにはAmazonで手に入るスターターキットがおすすめです。

①まずは以下のような基本のジェルネイル自宅用キットを用意して、

JODSONE Gel Nail Polish Kit with U V Light 32 Colors Gel Polish Nail + 4 Functional Adhesive Bottles Kit Soak Off Manicure Tools

硬化用のライト、爪やすりやバッファーなど、ジェルに必要な物が全て入っている

②次に、マグネットポリッシュの好きな色のセットを購入する。

RARJSM Moonlight Cat Eye Gel Nail Polish Set 6 Pcs Smoothie Ceramic Glitter Shimmer Grape Purple Silver White Blue Green Pink Velvet Mirror Cateye Gel Polish with Magnetic Stick UV LED Curing Require

マグネットポリッシュにはマグネットスティックがたいてい付いてきます

 

マグネットのジェルポリッシュも入ったスターターキットは今はないので、基本のジェルキットを買ってから、好きな色のマグネットを追加する形になります。

ジェルのスターターキットには、必要なLEDまたはUVの硬化用のライトと、トップコート・ベースコート、ヤスリや爪切りなど全て入っているので、マグネットの色を追加すればOKというわけです。

もちろん!最初から、マグネットだけをやりたい〜という人には、硬化用のライトとトップコート・ベースコートをバラバラに買う手もあるのですが、なぜかキットでまとめて買った方が単体で買うよりお安くなるのですよね、、、、不思議。

私の私物アイテムはこちら(反省点も込めて、、、😂)

ちなみに私はセルフジェル歴は長いので、キットをお勧めしておいてアレなんですが、キットは買わず単体で少しずつ集めていきました。

私の個人的アイテムを紹介すると、ライトはこれを使っています。実はこれ、2台目さんなのです。
一台目(←違うもの、Amazonリンクへ飛びます)は、ネイルリムーバーが横になってこぼれているのに長いこと気づかず、それがライトにかかっていて、ライトの一部がドローンと溶けてしまった😱という怖い事件がありました。

ばさーっ、どさーっと、無造作に箱に突っ込むもんではないですね。とっても反省です、、、(汗)

私が家で使っているやつです

それから、ジェルをオフする時に最初に表面を剥がすためのネイルドリル

最初はハードなヤスリ(黒いやつ)だけでやっていたのですが、時間がかかり過ぎるので、つい買ってしまいました。でも、爪まで行っちゃうんじゃないかなって怖くて、いまだにおっかなびっくり使ってます。もちろん速度や強度は調整できるのですが、どうも何度使っても慣れません😅
ネイリストさんは、なんであんなにちゃっちゃと早く剥がせるのでしょうかww

私が家で使っているネイルドリルです

次はヤスリやバッファー類。これらは、普通キットを買うと全部付いてくるのですが、私はキットを買わなかったので、こういうセットを買いました。

正直2020年の8月に買って、まだ何本も残っているので、消耗品とはいえキットを買った方がいいかも?
この中では黒いハードなヤスリを一番使います。

使用頻度が一番高いのが黒いハードなヤスリです

そして最後にこれ、ネイルスクレイパー。リムーバーでゆるくなったジェルを剥がすツールです。

甘皮処理やジェルを剥がすのに使います

急に初心者さん向け商品に話を戻しますが、次に必要なのが、

③オフするのに必要なアイテム達

取り扱い注意のアセトン!これもアホな私の失敗談を、恥を承知で披露すると、最初はキッチンからセラミックのお皿やガラスのボウルを持ってきて、そこにアセトンを入れて使ってましたが、使用後に洗うのが面倒なので、発泡スチロールの(はい、バカです、わかってます😂)使い捨てボウルを持ってきて、そこに流し込んだ途端、ボウルの底が一瞬で消えました。本当に一瞬です!!え??って輪っかになったボウルを見つめた私です。。。

みなさん、お気をつけてください。

Pronto 100% Pure Acetone – Quick, Professional Nail Polish Remover – For Natural, Gel, Acrylic, Sculptured Nails (8 FL. OZ.)

私はいつも安心のソークオフで落としているので、まだ使ったことないのですが、マニキュアのように爪に塗るだけのリムーバーも発売されているようです。ただ、一度買ったのですが、ポリッシュの種類によっては、さっぱり落ちないので、いまだ自宅でオフする場合はアセトンに頼っています。

自宅でのマグネットネイルの楽しみ方・コツ

マグネットの動かし方次第で模様が自在に変わるのが醍醐味!

クラフトやソーイングでも使える手元ライトも、あるととても便利です。
私はこれを使っています。拡大鏡付きで、細部を見るのに役に立っています。

何度か練習して、自分好みのデザインを見つけましょう!慣れてきたらオリジナルデザインに挑戦してみましょう。

YouTubeやTiktokなどで、ハウツー動画がたくさん出ていますので、サーチしてみてください。

サロンで失敗しないための英語&交渉ポイント

イメージを伝えるには写真が重要

「こうしたい!」を伝えるには、写真やスクショを見せるのが一番です。

色は自分でサロンで選んだカラーを使って、でもマグネットのデザインはこの写真と同じにしてほしいというような場合:

I want to use this color, but I’d like the magnetic design to look like this photo.
(色は今選んだこれで、でもデザインはこの写真と同じにしたいです)

または、もうちょっとカジュアルに、

I like this color, but can you do the magnetic pattern like in this photo?
(この色がいいんですが、マグネットの模様はこの写真みたいにできますか?)

こんな感じで伝えてください。

できるデザインとできないデザインを確認する英語例

  • I want this kind of cat’s eye effect, can you do it?
    (こういう感じのキャッツアイ効果がほしいのですが、できますか?)
  • Do you have other color options for magnetic gel?
    (マグネットジェルで他の色はありますか?)
  • Is this kind of design something you can do here, or is it too difficult?
    (こういうデザインはここでできますか?それとも難しいですかね?)
    → 柔らかく聞いて相手に判断を委ねる言い方です。

  • I saw this design online — do you think it’s possible to recreate it here?
    (オンラインで見たデザインなんですが、ここで再現できますか?)
    → プレッシャーをかけず、できるかどうか相談ベースで聞く雰囲気です。

ネイリストさんの技術や、サロンの設備次第なので聞き方に少し気を遣いますね〜!

色や仕上がりのオプションを聞くときのポイント

色の種類や仕上がり(ツヤ、マット、ラメ入りなど)はサロンによって用意されているものが違います。

事前に「どんな色がありますか?」や「マット仕上げはできますか?」と聞いておくと、理想のネイルに近づけます。

色見本を見せてもらいながら相談するのがおすすめです。

合わせて読みたい▶アメリカのネイルサロンでのチップと英語 Part 1
アメリカのネイルサロンでのチップと英語 Part 2

 

Wrap-Up(まとめ)

アメリカでもマグネットネイルは楽しめる!

アメリカでもサロン・セルフどちらでもマグネットネイルは楽しめます。

私は一時帰国の時に日本でのみ楽しんでいましたが、近所でできるとなって今回嬉しい発見でした。

日本ではそのサロンでやったものでない場合は、ほとんどのサロンでオフの料金を取りますよね!それも大体1000円以上〜。
個人的に思うのですが、手と爪全体のトリートメントや甘皮処理など、色々足すと日本はとてもネイルが高いと思います。

円安が少しマシになったとはいえ、まだまだ円安です。それでも、サービスや含まれる内容を考えると、ネイルに関してだけは、アメリカでやった方がお安いように感じます、、、、

ちなみに私のマグネットネイル(キャッツアイ)の料金ですが、古いジェルネイルのオフ、トリートメントを使っての甘皮処理、マグネットネイル、ホットワックス、ホットストーンマッサージ、全部入れて$55です。(日本円で7800円くらい)まあ、これにチップを足したので、$66払いました。それでも9400円くらい!一万円切っています。これってお安くないですか〜?

質問や体験談があればコメントお待ちしています

気になったらぜひ挑戦してみてください。

「試してみたよ!」という声や質問があれば、ぜひコメントしてください。みんなで情報交換しましょう♪

陽気なオバチャン
この記事は、陽気なオバサマ in USA が書きました!
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