面接に行く前には何を準備する?

英文履歴書を送った企業から連絡が来て、晴れて念願の面接に行けることになったら、最高の結果を得るためにも、いろいろ準備しましょう。面接に行く前に、準備することは二つあります。リサーチと会社の場所の下見です。
まず、リサーチですが、自分の応募する会社について、調べられるだけ調べましょう。会社にホームページがあれば一通り見ておく。その会社関連の記事の載っている雑誌や本、又はその業界の書籍やWebにも目を通しましょう。
面接の最中に、この事前予習の調べた結果は必ず生きてきます。何か質問は?と聞かれたときに「貴社のWeb上にあった、XXXについてですが、」等とリサーチした結果いろいろ質問できますし、どんな担当者でも自分の会社について興味を持って、いろいろ調べてきた応募者には好感を持ってくれるものです。 更に、その業種、受けようとしている職種、仕事内容を理解する助けにもなります。もしも友人、知人がその会社で働いているような場合は、是非連絡を取って、または連絡先を探して、いろいろ質問して教えてもらいましょう。

次に会社の場所の下見です。日本国内で応募の場合で、その会社が一回も降りたことのない駅にあるような場合は、実際の面接日以前に一度行ってみて、念のため場所を確認しておきましょう。
当日、遅刻は厳禁ですので、駅から歩いてどのくらいあるか、確認しておくといいです。車を使う場合は、近辺の駐車場もチェックしておきましょう。

面接の場が海外の場合ですが、これはもし今日本に住んでいる場合は、事前にちょっと行ってみて確認というのは難しいですので、数日の余裕を持って現地入りし、やはりその会社のビルの真ん前まで行って確認しましょう。
ホテルからタクシーというのも、近くに泊まれば確実な良い手ですが、その際は通勤ラッシュなどのことを考え、平日の、面接時間と全く同じ時間につくように一度行ってみて、時間を見積もるようにしましょう。午前中の時間を指定された場合、電車にしても車にしてもラッシュにあたる可能性があります。
私は過去に一度、ニューヨークはマンハッタンのど真ん中にある会社に朝9時の面接で行ったことがあるのですが、事前に下見はしておいたものの、朝の同じような時間帯で下見をしていなかったので、道が朝のラッシュでものすごく混んでいて、タクシーの中でやきもきした経験があります。
ものすご〜く早く家、又はホテルを出ればいいじゃないか、という意見もありますが、時間を持て余して、もしもその会社の周りに何もないと、ただボーっと突っ立っているだけで目立ち、アメリカの大きい会社ではセキュリティガードに目をつけられ、挙動不審者と思われて注意されかねません。ロサンゼルスのダウンタウンやニューヨークなど、栄えた街中ではカフェやファーストフードなどがたくさんありますので時間はつぶせますが、慣れない海外の場合は、防犯に関しても十分注意してくださいね。
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